睡眠物質について
体の方はあえて眠らなくても、動かないでいれば休まります。
でも神経の方はそうはいきません。
脳があまりにも疲れてくると脳細胞はこわれてしまいます。
眠りはそれを防ぐ一種の安全装置として働いているわけです。
実は実験のときには脳波も記録されていました。
それによると、3日目ぐらいからごく短い睡眠脳波がたびたび見られるようになってきました。
10秒程度のこの短い睡眠のことを私たちはマイクロスリープと呼んでいますが、それが目を開けていてもたびたび見られたのです。
つまり脳は、その人が目を開けてちゃんと覚醒しているように見えても、実は瞬間的に眠っていたことになります。
羽毛 ふとんの中でぐっすりと眠ることだけが睡眠ではないのです。
さて、次に睡眠物質についてお話したいと思います。
・・・脳から分泌される物質が眠りを引き起こす、といった考えについて初めて科学的な実験が行なわれたのは、今からおよそ60年前のことでした。