頭時計 3

それによりますと、中途覚醒型では、入眠後ずっと深睡眠時間が少なくて、覚醒パターンの出現回数が多く、定刻型は対照と同じような睡眠パターンをとり、寝過し型では、覚醒パターンの出現回数が対照よりもずっと少なくなっていました。


・・・以上の実験結果から注意睡眠について考えると、普通の睡眠中にも、一晩のうちに脳波上は中途覚醒が何回かみられ、それは翌朝の覚醒時には記憶されておらず、「半覚醒」と呼ばれています。


注意睡眠の場合には、この半覚醒の時期に、所定時刻に目覚めなければならないという記憶が思い出されます。


それによって精神的緊張が起って、半覚醒からはっきりした覚醒になって、その時点でその時の時刻が判断され、目覚めの所定時刻と比較されるのだろうと思われます。


定刻型でも、時刻の判断が行なわれたとして覚醒したわけではありません。


ふつうに起る夜間の中途覚醒のときに、たまたま定刻と判定して覚醒したものであり、注意睡眠時にも夜間睡眠の経過はほとんど変わっていないようです。


しかし注意睡眠時には、睡眠時間の時計が減少して、睡眠が障害されるという考え方もあります。


これらのことから、たまには注意睡眠をもちいて早朝に起きるのも良いかもしれませんが、度々行っていると睡眠障害が起って眠れなくなる可能性もあります。


現在では目覚まし時計もあることですし、目覚まし時計に起床時間はまかせて、羽毛 掛け 布団のなかで安心して眠るのが賢明です。

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