睡眠はぜいたくなこと 2

鳥にも同じ原理が成り立ちます。


多くの鳥は雛を育てるために、極地に近い地方に移動します。


これは巣を造る場所とか食べ物が豊富だというだけではなく、極地圏は日照時間が長いからです。


大部分の鳥はエサを集めるのに長い時間が必要です。


殊に発育ざかりの雛を育てるときはこれが大きな問題となり、エサを集めるのに要する時間は驚くほど増大します。


鳥は夜暗くなるとエサをとらえることができませんから、1つの解決として余り暗くならない揚所へ移動することです。


鳥にとって夜の時間は大部分の鳥にとって生存に不可欠な仕事ができないという意味で自由時間になります。


そして鳥は暗い時間を睡眠にあてています。


夏には暗い時間が減少し、それに対応して眠りに使われる時間が減少します。


彼らの眠りは利用しうる余分な時間と共にのびたり縮んだりしているのです。


かくして、大部分の動物は、緊急あるいはストレスのとき、危険にさらされたときに、眠りへの要求は大きく減少します。


ゾウは近くに危険なものがあると夜通し覚醒しています。


これは、ヒトにも同じ現象がみられます。


羽毛 布団 販売、試験、面接、公演などの前夜には余り眠りません。


わたしたちはこれらの出来事に対して、それらがわたしたちの安全をおびやかすかの如くに反応します。


危険は余分な時間を制限します。


危険が去るまで自らを守らねばならないからです。

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